教えて!Q&A

テーブルクロスの生地で悩んでいます。良い選び方を教えてください。

展示会や説明会等で使うイベント用のオリジナルテーブルクロスでお勧めしている生地は5種類です。

確かに、初めての経験であれば「この中からどの素材を選べば良いの!?」と迷いますよね。
そこで、ここでは以下の3つの選び方をご紹介いたします。

①質問に答えて選ぶ
②シワになりにくい生地を選ぶ
③洗濯できるかどうかで選ぶ

一つずつ、順に解説していきます。
 

①質問に答えて選ぶ
テーブルクロスの生地を決める上で、簡単な質問をご用意しました。こちらのチャートをご覧いただければ、最適な素材を見つけられます。

ポンジ:5種類の生地の中で最も安く、とにかくコスト重視の方にお勧め。飲食店の前にたなびくのぼり旗で最も使われている生地。薄い素材なので、テーブルの中が透けないようにしたい場合は不向きです。3〜4日間展示会やイベントで使うのもちろん、それを年に数回といったご使用頻度でも問題なくお使いいただけます。

「数回しか使わない」「頻繁にデザインを変えるので、とにかく1枚のコストを抑えたい」という方にお勧めしたい生地です。

ターポリン:ビニール素材の生地で、最も耐久性に優れ丈夫で長持ち。汚れたり濡れたりしても簡単に拭き取れるメンテナンスのしやすさが特徴。屋外や水(液体)を使うシチュエーションでの使用にお勧めです。

デメリットとしては、他の4種と違って素材が布製ではないため、折り畳むことができません。持ち運びや保管の際には丸める必要があります。しかしターポリンは、当社が扱う生地の中で最も耐候性に優れています。屋外で出しっぱなしにしても問題ないため、常設しておきたい場合にもってこいです。


スエード:ワンランク上のテーブルクロスを作りたい方にお勧め。ポンジよりも厚みがある人気の生地です。つやっとした光沢がスエード最大の特徴。それ故、金額以上に高級感があります。イメージとしてはサテンに近い素材です。

通常、金色や銀色は印刷できませんが、スエードに黄土色やグレーを印刷すると近い雰囲気で表現できます。例えば、機械や金属系の加工メーカーさんであれば、金属特有の光沢を表現したい場合があるでしょう。スエードであれば、リアリティが出て、まるで本物のような機械の表情が再現できます。安くて高級感がある点が評価されており、弊社で一番人気のある生地です


バンテン:柔らかい手触りと落ち着いた風合いで、非常に上品な質感の生地です。綿素材に最も近い生地です。綿風な風合いをお求めの方にオススメ。

5種の中では一番高いですが、高級感があり洗濯やクリーニングが唯一可能です。その分長く使っていただけますから、長期で考えると一番お得。「頻繁に使用するのでしっかりしたものが欲しい」という方や、「良いものを長く使いたい」といった高級志向の方、和菓子・和食・お寿司屋さんといった和風のテーブルクロスをお求めの方には、間違いなくお勧めしたい生地です。


トロマット:厚手のポリエステル生地で、落ち着いたマットな質感が特徴。ポンジの2倍以上の厚みがあるため、厚手と申しましたが、そこまで分厚いわけではありません。適度な厚みでしっかりとしており、まさに「軽くて丈夫」が代名詞の万能素材。価格は5つの中でちょうど真ん中ですが、耐久性能を考えるとストパフォーマンスはとても高いです。どの生地にするか迷ったら、トロマットを選んでおけば間違いありません。


5種類の生地を紹介しましたが、説明と写真だけでは、どうしても素材の質感がイメージできませんよね。そこで、当社では生地の見本帳をご用意しています。会員登録をすれば無料でご請求いただけますので、ぜひご利用ください。

 

②シワになりにくい生地を選ぶ
綿生地などの天然素材はシワになりやすい傾向がありますが、一般に化繊の生地は糸に弾力がありシワになりにくいです。

当社の生地は全てポリエステル素材なので、シワが付きにくいという観点では、ポンジ、スエード、トロマット、バンテンはそう大きく変わりません。強いてあげれば、バンテンが一番厚手でしっかりとしており、シワになりにくいです

【シワへの対策】
特にテーブルクロスにシワが付きやすいのは長期間保管している場合で、いざ使おうと思うとシワが気になるというパターンが多いです。

保管していただく際は、出来るだけ大きく、ふわっと畳んでいただければ深いシワになることは少ないです。

シワになりにくいたたみ方については、動画を用意しておりますので、こちらをご覧ください。

ビニール素材のターポリンは、折り畳むとインクが剥がれる恐れがございますので、そもそも折り畳んでの保管はお勧めできません。保管する場合は以下の写真のように、紙管に丸めていただく必要がございます(当店からもこのような状態で出荷します)。ターポリンのテーブルクロスは紙管に巻きます

 

③洗濯できるかどうかで選ぶ
もし長く使うために洗濯したいという場合は、バンテン一択です

ビニール系のターポリンは水を弾く素材ですので、液体を使う場所であれば、バンテンかターポリンを選びましょう。詳しくは、別のQ&Aで解説しています。ご参照ください。

実際の生地が見れるように、生地の見本帳をご用意しています。会場や店舗の雰囲気に合わせるもよし、好みで選ぶもよし、機能面やカラーの印象で選んでもOKです。返却の必要はありませんので、検討の際にはぜひフル活用してください。

そうは言っても、オリジナルのテーブルクロスを初めて制作する際は、この他にも沢山の不明点があろうと思います。電話やメールで直接相談することもできますので、素材からデザインのことまで、お気軽にお問い合わせください。

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