教えて!Q&A

マラソンの応援でよく見る手旗の素材はなんですか?

マラソンや箱根駅伝等の応援で使われている小旗や手旗の素材は、紙やポリエチレン、軟質ビニールにポリエステルポンジ等いくつかあり、「特にこれっ!」と決まっているわけではありません。

簡単ですが、一つずつ説明しますと、ポリエチレン製の手旗はグラビア印刷になり、製法上、5万枚程度の大ロットが求めらますから、単価はその分安くはなりますが、あまり一般的(小ロット向き)ではありません。

例えば、お正月恒例の箱根駅伝のテレビ中継で、読売新聞(もしくはスポーツ報知)の手旗が振られているのをよく見かけますが、あれなどはそうですね。

しかしながら、そのような数万クラスの仕事はそうそうありませんから、これまで弊社でも、ポリエチレン製の小旗製作の実績はありません。

紙製の応援手旗は、それほどの製作ロットを求められませんから昔からよくある製法で、100枚程度で作ることは出来ます。
それでも、オフセット印刷になり、版代がかかりますから、100枚くらいのロットでは一枚当たりの単価が高くなってしまいます。

あと、紙ですから使用後に気軽に捨てられやすいという難点も指摘されており、環境問題がクローズアップされてからは、紙製の小旗は敬遠されつつあります。

反対に多くなっているのが、弊社がお勧めしているポンジ製の手旗です。
紙でもなく、ポリエチレンやビニールでもないポリエステル繊維で、なんといっても一番のメリットは、小ロットでも製作可能で、しかも製作単価が安いので気軽に作れる点です。

それは、ダイレクト昇華印刷というインクジェットプリントのような製法で、直接ポンジに印刷するため、版を作る必要がないからです。

先程少し触れましたように、何万枚どころか、100枚でさえ、そんなにニーズはなく、圧倒的に多いのが、数枚から多くて数十枚のゾーンの手旗・小旗です。
このあたりのゾーンの製作ニーズを、費用的にも納期的にも品質的にも満たすものは何と言ってもポンジだけです。

紙よりも上等に見えることも手伝って、沿道に簡単に捨てられにくいようで環境にも優しく、非常にお勧めです。

ポンジの手旗について、詳しくはこちらをご覧ください。

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