教えて!Q&A
メッシュターポリンの文字は見えますか?
メッシュターポリンは、生地に小さな穴が空いている為、穴の空いていない普通のターポリンに比べますと、確かに見え方は劣ります。
ただ、同じサイズでしたら重量はターポリンの約半分です(ターポリンは510g/㎡なのに対し、メッシュターポリンは260g/㎡)。
この特性を活かした使い方としてメッシュターポリンは、ビルの高層階に付ける垂れ幕や横断幕のように、出来るだけ軽くて風が抜ける必要がある場合にお勧めです。
このような場所に設置する際、小さな文字を入れても読めませんので、必然的に読みやすい大きな文字でレイアウトすることが多く、メッシュターポリンで製作しても「特に見にくかった、読めなかった」というようなお声を頂くことはこれまでにはありません。
実際に、メッシュターポリンで作った垂れ幕・横断幕がこちらです。
ご覧の通り、文字を大きくすれば、しっかりと読めますので、ご安心ください。
しかし『大きく』と言っても、どの程度が適切なのか分からないですよね。
そこで、どのくらいの文字サイズがあれば視認できるかの実験を行いました。
【実験内容】
文字の大きさが異なる横断幕を持ち、少しずつ離れていきます。文字のサイズ毎に、どこまで視認できるかを調査しました。結果がこちらです。
今回は視力1.0の人が視認できたのを○、文字が読めなかったのを✖としています。
せっかく横断幕を作るからには、相手にメッセージが伝わらなければ意味がありません。先ずは相手(通行人)までの距離がどのくらいかを測り、どれくらいの文字サイズが必要かの参考にしてください。
表の結果はあくまでも視認できる距離ですので、最低限この文字サイズは確保しましょう。横断幕のサイズに合わせて、出来るだけ大きな文字で作ることをお勧めします。
【事例】
のと里山空港では、出発する飛行機に向けて、「乗ってくれてありがとう」というメッセージを伝えたく、横断幕のご注文をいただきました。100~150m離れるということでしたので、1文字が400mm以上になるデザインで、横断幕を製作しました。ご参考になれば幸いです。
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