【事例付き】タペストリーを天井から吊るす方法

【事例付き】タペストリーを天井から吊るす方法 タペストリー
タペストリー

「タペストリーを天井から吊るしたい」と思っても、どのように設置したら良いか分かりませんよね?設置場所の状況によっても最適な方法は異なりますから、初めての方は非常に悩むと思います。

そこで本記事では、画鋲やビスなどで穴を『開けられない環境』『開けられる環境』の2つで、最適な吊るし方をご提案します(番外編もあります)。

これさえ見れば、設置が初めてのあなたもタペストリーを天井に吊るす方法が分かります。必要な取り付け備品もご案内していますので、ぜひ最後までご覧ください。

タペストリーを天井に飾る4つの方法

タペストリーの飾り方は大きく分けて、天井に穴を開けずに設置する方法と穴を開けてしっかり固定する方法の2種類があります。ここからはそれぞれの方法について2つずつ、メリット・デメリットと併せてご紹介します。

天井に穴を開けない設置方法

先ずは賃貸物件や一時的な出店のため、穴を開けることができない状況で吊るす方法を2つご案内します。

ワイヤーフックを使って飾る(吊るす)

ワイヤーフックの事例

一つ目は、ワイヤーフックを使ってタペストリーを天井から吊るす方法です。これからご紹介する方法の中で、最も美しく設置できます。

❶ ワイヤーフックを天井から吊るす。
❷ ワイヤーの長さを調整し、タペストリーをフックにかけて吊るす。

ワイヤーフックを使った吊るし方

※写真はワイヤーフックを直接、吊り具に掛けていますが、タペストリーの紐に引っ掛けてもOK

メリット
・最も綺麗に固定できる
・フックを引っ掛けるだけなので設置が簡単
・ワイヤーはφ1と細いため、展示物の邪魔をしない

デメリット
・ピクチャーレールや壇上のバトン等、ワイヤーフックを引っ掛ける設備が必要

これらの理由から、商業施設や百貨店など、環境が整った状況で、綺麗にタペストリーを設置したい方にオススメです!

ワイヤーフックは、こちらから購入できます。
https://www.hata-maku.com/product/option/5_twf.php

S字フックを使って飾る(吊るす)

S字フックを使って飾る(吊るす)方法

天井に穴を開けずに吊るす方法の二つ目は、S字フックを使って吊るす方法です。
S字フックはホームセンターや100均などでも購入できますので、最も身近で簡単な設置方法です。

❶ 設置したい場所にS字フックを掛ける。
❷ タペストリーバーを掛ける。(紐を掛ける場合は紐の長さを調整する)

S字フックを使った吊るし方

写真のように、突っ張り棒を使うのも良いですし、パイプやパーテーションがあれば、そこに引っ掛けるだけで、タペストリーを吊るすことができます。

メリット
・S字フックを掛けることさえできれば、どこにでも取付可能
・S字フックは100均でも買えるため、費用がかからない

デメリット
・S字フックは長くても20cm程度なので、高い天井から吊るすのには向かない
・S字フックがどうしても目立ってしまうため、あまり美しくはない
・フックを引っ掛ける場所がなければ、設置できない

ワイヤーフックと取付方法は似ていますが、S字フックは簡単に手に入りますので、ワイヤーフックよりもコストを抑えたい方にオススメです!

天井(壁)に穴を開けてしっかり固定する方法

続いて、「自店舗や会社などでタペストリーを設置するので、穴が開いても問題ない」と考える方に向けて、タペストリーを吊るす方法を2つご紹介します。

ピンフックを使って飾る(吊るす)

ピンフックを使って飾る(吊るす)方法

持ち運びをせず、しっかり固定したい方にオススメ!

❶ ピンフックを設置する。
  ①天井に2本のピンを『垂直に』差す
  ②最後まで差し込んだら、長いピンを本体側面の穴に差し込む
  ③針が見えなくなるまで差し込む

ピンフックの刺し方

❷ 紐の長さを調整し、タペストリーを掛ける。

ピンフックを使った吊るし方

メリット
・斜めのピンがあることで、天井にもしっかり固定できる
・ピンフックは1つ200円(税抜)とリーズナブル
・穴と言っても小さな穴なので、タペストリーを撤去した場合も目立たない

デメリット
・耐荷重は2㎏までと制限がある
・石膏ボード以外の、例えばロックウールなど軟らかい素材の天井には刺さらないので使えない

家の中で、観賞用のタペストリーを設置するのにはもってこい!逆に、大型店舗で使うような大きなタペストリーの設置には、あまりお勧めできません。

上記のピンフックは当社で取り扱っていますが、あいにくサイトからの購入ができません。ご購入をご希望の方はお手数ですがこちらから「ピンフックを●個希望」とお問い合わせください。すぐにお見積りいたします。

のれん掛けや天井フックを使って飾る(吊るす)

のれん掛けや天井フックを使って飾ったタペストリーや日よけ幕

先ほどのピンフックは2kgまでのタペストリーとご紹介しましたので、「ではそれ以上の重さのものはどうするの?」と気になりますよね?
その場合は、のれん掛け金属製フックをビスで固定する方法がオススメです。

❶ 電動ドリルを使って、金属製フックを取り付ける。
❷ タペストリーバーをフックに括り付ける。

金属製フックで取り付けたタペストリー

メリット
・ビスで止めることで固定力が最強。天井でもしっかり固定できる
・屋外での設置はもちろん、大きなサイズにも対応できる

デメリット
・取り付け作業に手間がかかる
・穴を開ける電動ドライバーの他、取り付ける相手の素材によってはアンカーなども必要になってくる

お店の店頭などに宣伝用のタペストリーをずっと設置しておきたい方にオススメ!

【番外編】タペストリーを斜めに掛ける方法

斜めに掛けたタペストリー

番外編として、ピンフックと目玉クリップ、画鋲を使ってタペストリーを斜めに掛ける方法を紹介します。
目玉クリップや画鋲は、ホームセンター・100均で購入できますので、身近で簡単な設置方法です。写真のように、天井と壁を使って斜めにタペストリーを掛けたい方にオススメ!

❶ ピンフックを天井に固定
❷ タペストリーバーを目玉クリップで挟む
❸ 目玉クリップの目玉部分に画鋲を刺して固定する。

斜めに掛けたタペストリーの詳細

メリット
・目玉クリップや画鋲は入手しやすい
・金額もお手頃
・斜め掛けが可能

デメリット
・手作り感が出てしまう
・画鋲が抜けてしまう危険性がある

斜め掛けをすることで、ベッドに横になりながら、タペストリーを見ることができます。推しのアイドルやキャラクターに見守られながら眠りたいという方にお勧めの方法です。

天井に設置する際の注意点

最後に・・・長く、そして安全にタペストリーを設置していただくために、以下のことに注意してください。

・タペストリー自体の重さに、フック、画鋲などが耐えられるかを確認する。
・定期的に部品をチェックする(フック、画鋲などが不安定になってないか)。

定期的に部品をチェックする

定期的にメンテナンスすることで、美しく設置できる期間を長く保ちましょう。

まとめ

本記事では、タペストリーを天井から吊るす方法をご紹介しました。自分に合った設置方法は見つかりましたか?

壁と違って、天井にタペストリーを吊るすことで、両方の面で告知・宣伝が可能です。もちろん、インテリアや目隠し、間仕切りとしても使えますので、その可能性は無限大です。

当社では遮光スエードを使った両面のタペストリーも製作できます。ご希望サイズを教えていただければ、すぐにお見積りしますので、お気軽にお問い合わせください。

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