メッシュターポリンとは?ターポリンとの違いや価格を解説

メッシュターポリンとは? 横断幕・垂れ幕
横断幕・垂れ幕

『メッシュターポリン』という名前は聞いたことがあるけれど、特徴や価格が分からないと悩んでいませんか。

ターポリンよりも優れた点がある一方で、使い方が変わればデメリットになる可能性もあります。しっかりと特徴を知った上で、目的に合った生地かどうかを判断したいですよね。

そこで本記事では、メッシュターポリンの特徴やメリット・デメリット、ターポリンとの違いなど幅広く解説。価格についても触れていますから、これさえ読めばメッシュターポリンの全てが分かります。

事例も併せて紹介しているので、想定している使い方が合っているかを考えながら、ぜひ最後までご覧ください。

メッシュターポリンとは

メッシュターポリンは、ターポリン(ポリエステル繊維にビニールのコーティングを施した素材)に無数の穴が開いたメッシュ状の生地で、穴が開いているため風通しがよく、風の強い高所や海沿いに特にお勧めです。大きな幕は風が吹くと、バタバタと靡きますが、メッシュターポリンなら靡かず、うるさい音もしません。

メッシュターポリンの主な用途
工事現場の養生幕(現場シート)
大会出場をお祝いする学校の横断幕
マンションや工場に設置する5m以上の大きな懸垂幕
企業の広告幕 etc.

工事現場の養生幕(現場シート)
大会出場をお祝いする学校の横断幕
マンションや工場に設置する5m以上の大きな懸垂幕
企業の広告幕

メッシュターポリンの特徴

メッシュターポリン

重さや厚み、耐久性といったメッシュターポリンの詳しい仕様について、以下をご覧ください。

質量260g/㎡
厚さ0.34mm
印刷方法インクジェットプリント
防炎もともと防炎素材(防炎シールは別売)
開口率40%
耐久性約3年

通常のターポリンは510g/㎡ですから、約半分の重さというわけですね。

●メッシュターポリンの重量計算
例)【垂れ幕】横1,800×縦3,600mmの場合

横1.8m×縦3.6m=6.48㎡
6.48㎡×260g/㎡=約1,685g

垂れ幕の重さは約1.7kgです
※ハトメやロープを除いた生地の重さ

メッシュターポリンのメリット・デメリット

ここまで紹介した内容を踏まえて、メッシュターポリンの利点と欠点をまとめます。

メリット

・ターポリンと同等かそれ以上の高い耐久性
・ターポリンよりも軽く、持ち運びや設置が楽
・風の抵抗を受けないため、騒音が気にならない
・防炎加工に追加の費用/納期がかからない

通常のターポリンは耐久性に優れていますが、重いというデメリットがあります。耐久性はそのままに、ターポリンのデメリットを解消しているのがメッシュターポリンなのです。

幕がバタバタと靡き壁に当たるのが、破れの原因になります。つまり風によって靡かない分、ターポリンよりも長持ちする傾向にあります。

金額は後ほど詳しく解説しますが、当店ではターポリンと同じ価格で作れるため、コストパフォーマンスは極めて高いと言えるでしょう。

デメリット

・穴が開いている分、視認性はターポリンよりも劣る
・ひっかき傷が付きやすい
・小さい文字は潰れてしまう
・隠す用途では使えない

百聞は一見に如かず。先ずは写真をご覧ください。

メッシュターポリンの文字の見え方

ご覧の通り、10mm角以下になると文字が潰れて見えにくくなります。小さな文字を入れたい時にはターポリンの方がお勧めです。

文字が潰れてしまう以外にも、通常のターポリンと比べて視認性が劣ります。穴が開いているわけですから、当然と言えば当然ですね。

文字やデザインの視認性

メッシュターポリンは、ターポリンと比べると視認性が落ちるとお伝えしましたが、それほど見えにくいのでしょうか。

私どもの見解としては、そこまで大きく変わらないです。

実際にこちらをご覧ください。

メッシュターポリン使用写真

一定以上の文字サイズがあれば、十分に見えますので、ご安心ください。

どのくらいの文字サイズが必要か、実験をしていますので、こちらのQ&Aをご参照ください。

ただし、ターポリンの方が文字やデザインを見やすいのは事実です。

ターポリンとメッシュターポリンの見え方比較画像

メリットとデメリットは表裏一体なので、使い方に合った生地を選ぶのが大切。簡単ですが、ターポリンとの違いを表にまとめていますので、生地選びの参考になさってください。

ターポリンとメッシュターポリンの違い比較表

懸垂幕・横断幕の価格

メッシュターポリンを取り扱っている業者は多いですが、それぞれの会社で製作費が異なります。

養生幕(現場シート)でよく出るサイズを基準に、メッシュターポリンの価格をご案内します。

枚数 \ サイズ横1,800×縦3,600mm横3,600×縦1,800mm横1,800×縦1,800mm
1〜2枚29,000円29,000円19,000円
3〜4枚27,000円27,000円18,000円
5〜6枚25,000円25,000円17,000円
7〜9枚23,500円23,500円15,500円
10〜14枚22,000円22,000円13,000円
15〜19枚21,000円21,000円12,000円
20〜24枚21,000円21,000円11,500円
25〜34枚21,000円21,000円11,000円
35〜39枚20,500円20,500円11,000円
40〜44枚20,000円20,000円11,000円
45〜49枚19,500円19,500円11,000円
50枚18,500円18,500円11,000円

ご覧の通り、同じデザインの横断幕・垂れ幕を複数枚頼むと、1枚当たりの単価がどんどん安くなります。

当社の場合はエクセルやワードのご入稿でも無料なので、基本的には上記の金額で製作可能です。
※画像が粗い場合は、追加料金が掛かる可能性もあります。

もちろん、定型以外のサイズで作ることも可能です。専用のお見積りフォームで、サイズを入力いただくとすぐに金額が分かるので、ぜひご利用ください。

まとめ|メッシュターポリンとは

本記事では、メッシュターポリンがどんな生地か、どのような場所に最適かを知りたいあなたに、特徴やメリット/デメリットを解説しました。

当店では無料の生地見本帳も用意しておりますので、メッシュターポリンを実際にご覧いただくことも可能です。併せてご検討くださいませ。

メッシュターポリンの生地見本帳

\16時までの請求で当日出荷!(営業日のみの対応)

ご注文前でも、お問い合わせは大歓迎です。「この使い方はメッシュターポリンでも問題ないか?」など、気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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