メッシュターポリンとは?ターポリンとの違いや価格を解説
2024年02月23日
『メッシュターポリン』という名前は聞いたことがあるけれど、特徴や価格が分からないと悩んでいませんか。
ターポリンよりも優れた点がある一方で、使い方が変わればデメリットになる可能性もあります。しっかりと特徴を知った上で、目的に合った生地かどうかを判断したいですよね。
そこで本記事では、メッシュターポリンの特徴やメリット・デメリット、ターポリンとの違いなど幅広く解説。価格についても触れていますから、これさえ読めばメッシュターポリンの全てが分かります。
事例も併せて紹介しているので、想定している使い方が合っているかを考えながら、ぜひ最後までご覧ください。
メッシュターポリンとは
メッシュターポリンは、ターポリン(ポリエステル繊維にビニールのコーティングを施した素材)に無数の穴が開いたメッシュ状の生地で、穴が開いているため風通しがよく、風の強い高所や海沿いに特にお勧めです。大きな幕は風が吹くと、バタバタと靡きますが、メッシュターポリンなら靡かず、うるさい音もしません。
メッシュターポリンの主な用途
工事現場の養生幕(現場シート)
大会出場をお祝いする学校の横断幕
マンションや工場に設置する5m以上の大きな懸垂幕
企業の広告幕 etc.
工事現場の養生幕(現場シート)
大会出場をお祝いする学校の横断幕
マンションや工場に設置する5m以上の大きな懸垂幕
企業の広告幕 etc.
メッシュターポリンの特徴
重さや厚み、耐久性といったメッシュターポリンの詳しい仕様について、以下をご覧ください。
質量 | 260g/u |
厚さ | 0.34mm |
印刷方法 | インクジェットプリント |
防炎 | もともと防炎素材(防炎シールは別売) |
開口率 | 40% |
耐久性 | 約3年 |
通常のターポリンは510g/uですから、約半分の重さというわけですね。
●メッシュターポリンの重量計算
例)【垂れ幕】横1,800×縦3,600mmの場合
横1.8m×縦3.6m=6.48u
6.48u×260g/u=約1,685g
垂れ幕の重さは約1.7kgです。
※ハトメやロープを除いた生地の重さ
メッシュターポリンのメリット・デメリット
ここまで紹介した内容を踏まえて、メッシュターポリンの利点と欠点をまとめます。
メリット
・ターポリンと同等かそれ以上の高い耐久性
・ターポリンよりも軽く、持ち運びや設置が楽
・風の抵抗を受けないため、騒音が気にならない
・防炎加工に追加の費用/納期がかからない
・ターポリンよりも軽く、持ち運びや設置が楽
・風の抵抗を受けないため、騒音が気にならない
・防炎加工に追加の費用/納期がかからない
通常のターポリンは耐久性に優れていますが、重いというデメリットがあります。耐久性はそのままに、ターポリンのデメリットを解消しているのがメッシュターポリンなのです。
幕がバタバタと靡き壁に当たるのが、破れの原因になります。つまり風によって靡かない分、ターポリンよりも長持ちする傾向にあります。
金額は後ほど詳しく解説しますが、当店ではターポリンと同じ価格で作れるため、コストパフォーマンスは極めて高いと言えるでしょう。
デメリット
・穴が開いている分、視認性はターポリンよりも劣る
・ひっかき傷が付きやすい
・小さい文字は潰れてしまう
・隠す用途では使えない
・ひっかき傷が付きやすい
・小さい文字は潰れてしまう
・隠す用途では使えない
百聞は一見に如かず。先ずは写真をご覧ください。
ご覧の通り、10mm角以下になると文字が潰れて見えにくくなります。小さな文字を入れたい時にはターポリンの方がお勧めです。
文字が潰れてしまう以外にも、通常のターポリンと比べて視認性が劣ります。穴が開いているわけですから、当然と言えば当然ですね。
文字やデザインの視認性
メッシュターポリンは、ターポリンと比べると視認性が落ちるとお伝えしましたが、それほど見えにくいのでしょうか。
私どもの見解としては、そこまで大きく変わらないです。
実際にこちらをご覧ください。
一定以上の文字サイズがあれば、十分に見えますので、ご安心ください。
どのくらいの文字サイズが必要か、実験をしていますので、こちらのQ&Aをご参照ください。
ただし、ターポリンの方が文字やデザインを見やすいのは事実です。
メリットとデメリットは表裏一体なので、使い方に合った生地を選ぶのが大切。簡単ですが、ターポリンとの違いを表にまとめていますので、生地選びの参考になさってください。
懸垂幕・横断幕の価格
メッシュターポリンを取り扱っている業者は多いですが、それぞれの会社で製作費が異なります。
養生幕(現場シート)でよく出るサイズを基準に、メッシュターポリンの価格をご案内します。
枚数 \ サイズ | 横1,800×縦3,600mm | 横3,600×縦1,800mm | 横1,800×縦1,800mm |
---|---|---|---|
1〜2枚 | 29,000円 | 29,000円 | 19,000円 |
3〜4枚 | 27,000円 | 27,000円 | 18,000円 |
5〜6枚 | 25,000円 | 25,000円 | 17,000円 |
7〜9枚 | 23,500円 | 23,500円 | 15,500円 |
10〜14枚 | 22,000円 | 22,000円 | 13,000円 |
15〜19枚 | 21,000円 | 21,000円 | 12,000円 |
20〜24枚 | 21,000円 | 21,000円 | 11,500円 |
25〜34枚 | 20,500円 | 20,500円 | 11,000円 |
35〜39枚 | 20,500円 | 20,500円 | 11,000円 |
40〜44枚 | 20,000円 | 20,000円 | 11,000円 |
45〜49枚 | 19,500円 | 19,500円 | 11,000円 |
50枚 | 18,500円 | 18,500円 | 11,000円 |
ご覧の通り、同じデザインの横断幕・垂れ幕を複数枚頼むと、1枚当たりの単価がどんどん安くなります。
当社の場合はエクセルやワードのご入稿でも無料なので、基本的には上記の金額で製作可能です。
※画像が粗い場合は、追加料金が掛かる可能性もあります
もちろん、定型以外のサイズで作ることも可能です。専用のお見積りフォームで、サイズを入力いただくとすぐに金額が分かるので、ぜひご利用ください。
まとめ|メッシュターポリンとは
本記事では、メッシュターポリンがどんな生地か、どのような場所に最適かを知りたいあなたに、特徴やメリット/デメリットを解説しました。
当店では無料の生地見本帳も用意しておりますので、メッシュターポリンを実際にご覧いただくことも可能です。併せてご検討くださいませ。
ご注文前でも、お問い合わせは大歓迎です。「この使い方はメッシュターポリンでも問題ないか?」など、気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
お客様の要望をベースに作り上げていく、オリジナルののぼりや旗、幕、のれん、看板を、6つのインターネットショップを通じて受注、全国に製造販売。
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