【解説動画付き】テーブルクロスを設置する方法
2023年10月05日
展示会や会社説明会でテーブルクロスを使う際「どうやって設置すれば良いの?」と焦ることがありますよね。慣れればスムーズですが、最初は何かを見ないと難しいものです。
そこで本記事では使い方毎に、テーブルクロスの設置方法を解説します。画像だけでなく、動画もご用意しているので、初めてでも簡単に設置できるはずです。
オリジナルのテーブルクロスを綺麗に設置して、見栄えの良いブースに仕上げましょう。
テーブルの上から掛ける場合
テーブルクロスの設置方法には、テーブルの上から掛けるパターンと腰巻(腰幕)として設置するパターンがあります。
先ずは、テーブルの上からクロスを掛ける時の方法を解説します。
具体的には、以下の2種類です。
@上からそのままクロスをかける
Aテーブルクロス止めを使う
ご覧の通り、設置した際の見た目が少し異なります。
画像を使ってそれぞれ順番に説明しますが、動画も用意していますので、例えば作業をしながら聞きたい、先に手っ取り早く見たいという方はぜひご覧ください。
上からそのままクロスをかける
では最も簡単な【上からそのままかけるタイプ】から説明します。この方法であれば、30秒ほどで設置ができるので、初心者の方にお勧めです。
@テーブルクロスを被せる
用意したテーブルに、上からクロスをかけましょう。後から微調整をするので、向きだけ間違えなければ大丈夫です。
A長さを調整する
デザインによりますが、前面と天板がハッキリ分かれているようであれば、ぴったりと合わせる必要があります。背景が同じ色や市松模様の場合は、厳密に合わせなくても良いですが、左右のバランスは整えましょう。
B完成
あっという間に、ドレープが美しいテーブルクロスの完成です。
テーブルクロス止めを使う
そのままかけるタイプだと「垂れた布が気になる」と感じる人がいるかもしれません。
そんな時には『テーブルクロス止め』を使って、後ろで布を留めるのがお勧めです。見た目がスッキリしますし、テーブルクロスに引っかかって、つまずく心配もなくなります。
@テーブルクロスを被せて、長さを調整する
ここまでは、そのままかけるタイプと同じです。
Aサイドの余った布を後ろ側に持ってくる
垂れている布を少し引っ張って、形を整えます。そのまま後ろ側(背面)まで引っ張りましょう。
Bテーブルクロス止めを付ける
テーブルクロス止めを使って、後ろまで引っ張った布を固定します。
C左右を留めれば完成
まるでこのテーブルに合わせて作ったかのような美しい仕上がりになりました。ぴったりと設置されたテーブルクロスは、高貴で清潔な印象を与えます。
後ろから見た様子
設置したテーブルクロスを、後ろから撮影した写真です。説明会や展示会では、パンフレットなどの配布物が多数ありますよね。
写真のようにテーブルクロスの下を活用すれば、荷物置き場としても使えます。
人が座ることが多いため、垂らす長さは170mmを標準としています。しかし当社は、全てがオーダーメイドですから、300mmにしたり、地面に着くまで長くしたり、自由に変更可能。希望の長さをお気軽にお申し付けください。
フォトギャラリーに、実際の写真を多数掲載しているので、好みの設置方法が見つかるはずです。ぜひ一度ご覧ください。
【参考】
テーブルクロスのフォトギャラリー
テーブルクロスのフォトギャラリー
腰巻(腰幕)として設置する場合
「油や水、液体を扱っているので、天板には布を敷きたくない!」という方もいらっしゃるでしょう。その場合は、腰巻タイプのテーブルクロスがお勧めです。
そのままかけるタイプのテーブルクロスと比較すると、少しだけ設置の手間が掛かりますが、お勧めの方法を2つご紹介します。
専用の腰巻金具を使う
こんな方にオススメ
天板の厚さが30mmの一般的な会議用テーブルを使う
もし一般的な長机に設置するなら、お勧めしたいのが専用の『腰巻金具』を使った方法です。これを使えば、約1分半で設置ができますし、終わった後の取り外しも簡単です。天板の厚さが30mmの一般的な会議用テーブルを使う
@腰巻用金具をテーブルに付ける
湾曲している方を下にして、上から押し付けるように取り付けます。短い辺には角の近くに2箇所ずつ、長い辺には4箇所の計8個を取り付けます。
Aテーブルクロスを貼り付ける
デザインの正面を合わせながら、前面⇒左右の順番に貼り付けます。
※当社でテーブルクロスと腰巻金具を同時に注文いただくと、裏面にマジックテープを縫い付けた状態でお届けします
B残りの金具2個を装着
後ろに回る布の長さに合わせて、腰巻金具を取り付けましょう。
C布を貼り付けて完成
金具を付けるのに、強い力は必要ありません。女性一人でも簡単に設置できますよ。
強力な両面テープで貼る
こんな方にオススメ
ワゴンや冷蔵什器など、テーブルの厚みが30mm以外のテーブルに使う
腰巻金具を使えば、設置は簡単ですが、一つ難点があります。ワゴンや冷蔵什器など、テーブルの厚みが30mm以外のテーブルに使う
それは『厚みが30mm以外の時は使えない』ことです。そんな時は、強力な両面テープを使って、テーブルクロスを張り付けましょう。
実は『強力』というのが重要です。というのも、テーブルクロスで推奨している生地(ポンジ・スエード・トロマット)にはインクが載りやすいように特殊な加工を施しており、通常の両面テープやガムテープは付きにくいからです。
当社でお勧めしているのは3Mの布用両面テープ。
普段愛用している両面テープがなければ、こちらをお買い求めください。
要領は腰巻金具の時と同じです。金具が両面テープに置き換わったと考えれば、イメージし易いでしょう。
@設置する台に両面テープを貼る
両面テープを10cm程度に切ってから、台に貼ります。間隔は50〜60cmが目安です。
Aテーブルクロスを取り付ける
両面テープのシールを剥がしてから、テーブルクロスを貼り付けます。デザインの正面を合わせて、前面⇒左右の順番に貼り付けましょう。
B完成です
※什器の場合は後ろまで装飾しない方が多いですが、もし布が余っていれば、腰巻金具の時と同様、背面にも両面テープを貼って、テーブルクロスを取り付けましょう。
腰巻は面積が小さい分、価格を抑えて製作できます。以下の記事では、その魅力を解説していますので、興味がある方はご覧ください。
まとめ
本記事では「テーブルクロスの設置方法が分からない」といったお悩みを解決すべく、使い方別の方法を解説しました。
自分に合った設置方法は見つかりましたか?
設置に関することはもちろん、テーブルクロスの生地やサイズについて、不明点があれば、お気軽にご相談くださいね。
新しくテーブルクロスをご検討の場合は、以下のページをご覧ください。
記事を書いた人
2021年にハクロマーク製作所へ入社。受注窓口として、お客様から要望をヒアリングし、デザイナーに繋ぐ役割を担う。月に160人以上のお客様と電話で打ち合わせを行う中で、寄せられた質問を厳選し、コラムを配信しています。読んでくださった方の不安が解消され「オリジナル製品って意外と簡単に作れる」と思ってもらうのが、私の夢です。
お客様の要望をベースに作り上げていく、オリジナルののぼりや旗、幕、のれん、看板を、6つのインターネットショップを通じて受注、全国に製造販売。
SNSでは、お客様の事例や最新情報、知って得するお役立ち記事を配信しています。