横断幕サイズの選び方|印刷専門店が用途別の最適解を分かりやすく解説します
2023年03月25日
横断幕を検討する上で、サイズは非常に迷うポイント。調べれば調べるほど、様々なサイズが出てきて「結局どのくらいが良いの!?」と途方にくれている方も多いと思います。
たしかにスポーツの応援で使うのか、式典で使うのかで最適なサイズは異なるため、このサイズ!と断定するのは難しいです。
それでも、横断幕を検討している方の参考になるよう、出来る限り最適なサイズを明確にしました。お客様からいただいた実際の写真を紹介しながら、用途別におすすめサイズを解説します。
本記事を読み終える頃には、横断幕の作成イメージが膨らんでいると思います。ぜひ最後までご覧ください。
横断幕のサイズを決める方法3選
皆さんはどのように横断幕の大きさを決めているのでしょうか。3つの選び方をご紹介しますので、サイズを検討する際のヒントになれば幸いです。
設置場所に合わせる
「製作した横断幕が大きすぎた」
「単管に括り付けようと思っていたけれど、高さが足りない」
このようなことにはなりたくないですよね。当たり前のことかもしれませんが、まずは設置予定の場所を測り、サイズの参考にしましょう。
スポーツの応援では、持ち込める横断幕のサイズが決まっていることがあります。会場や大会毎にルールが設けられているので、必ず事前に確認してくださいね。
例)
競艇:横幅10m×高さ2m以内
卓球:横幅4m ×高さ1mの範囲内(全日本卓球選手権大会の場合)
価格で決める
希望するサイズで作ることができれば良いですが、必ずしもそうはいきません。
・後援会やOBに出資してもらう
・卒団生一同から記念品として贈呈する
・会社の予算で購入する
このような場合、使える金額は限られています。横断幕はサイズによって価格が変わるため、予算内で作れる目一杯のサイズで作るのも選択肢の一つ。
旗・幕ドットコムでは、希望サイズを入力するとその場ですぐに金額がわかるので、とても検討し易いと思います。mm単位で指定できますから、好きなサイズに変更しながら、予算に合ったサイズを決めてはいかがでしょうか。
デザインから割り出す
先に横断幕のデザインを検討してから、最適なサイズを算出する方法もあります。
例えば『努力は素質を上まわり 気力は実力を超える』と『百折不撓』で考えてみましょう。前者は文字数が多いので、横長の横断幕が合いそうですよね。一方の百折不撓は、あまり横長にしてしまうと、左右に余白ができてしまって、あまり美しくありません。
このように、漢字で2〜4文字程度の熟語を使う際はあまり横長にせず、縦:横=3:2ぐらいのサイズで作ると、バランスの良いデザインになります。
当社の場合は、ご注文いただいた後でも、サイズの変更ができます。「あまりイメージが湧かないので、印刷前にデザインを見て決めたい!」という方にも安心ですね。
【用途別】横断幕のおすすめサイズ
では、ここからが本題です。「自分の使いたい場所や用途なら、どのサイズが良いの?」というお悩みを解消していきます。今回は数あるシーンの中から3つのシーンをピックアップしました。
『スポーツ/部活動の応援』
『式典や学園祭』
『イベントやキャンペーンの告知/宣伝』
それぞれのベストサイズを、事例とともにご紹介していきます。
スポーツ/部活動の応援
ここぞという場面で選手を勇気づけるために、応援グッズは欠かせません。面積が大きく、遠くからでも視認できることから、人気のアイテムが横断幕です。集合写真の際も、横断幕を持つことでより華やかになりますから、チームに1つは持っておきたいところですね。
屋外か屋内かで、観客席からの距離が違うため、一般的な横断幕のサイズも変わります。野球やサッカーのような屋外スポーツとバレーボールや卓球などの屋内スポーツに分けて、おすすめサイズを解説していきます。
球場で実施される屋外スポーツでは
野球やサッカー、陸上、ラグビー等は、専用のグランドで試合が行われます。観客席からフィールド内の選手まではかなりの距離(20〜50m程度)があるため、サイズが小さいと文字やデザインが見えない可能性があります。応援するためのアイテムですから、選手に気持ちが届かないのはもったいないですよね。では一体どのくらいで作れば良いのでしょうか。
最適な横断幕のサイズは小学校のクラブチームであれば横3000mm×縦900mm、中学/高校/大学生が使う場合は横6000mm×縦1000mmです。30m離れたところから視認できる文字のサイズは、300mm以上と言われています。スローガンの文字数に合わせて、横幅を調整しても良いですね。
体育会で行う屋内スポーツでは
屋外スポーツ同様、横長の横断幕も多い一方で、縦横比が3:2のサイズもよく見かけます。
横長なら横3000mm×縦900mm、それ以外は横1800mm×縦1200mmか横2100mm×縦1400mmがおすすめ。バレーボールやバドミントンでは横長が多く、バスケットボールや武道(柔道/剣道/空手)には3:2の横断幕が多いです。
その理由は定かではありませんが、デザインに起因するところが大きいのではないかと思います。武道のスローガンには『忍耐』や『至誠』といった短い熟語が使われるため、前述の通り、あまり横に長いと余白が大きくなってしまいます。そのため、縦と横のバランスが取れたサイズが主流になっているのではないしょうか。
式典や学園祭
入社式や設立記念行事など、式典には看板が必須。しかし、年1回のために本格的な看板を作るのはもったいないですし、取り付けも大変です。そこで持ち運びもできて、安価に製作できるということから、横断幕を作られる方が多いです。
企業/学校がホールや体育館で式典行事の看板として使う場合、どのくらいのサイズが良いのでしょうか。
学校の体育館で行う場合は横4400mm×縦700mm、ホールや講演会場で使用する場合は横6000mm×縦900mm程度がおすすめです。
50名以下収容の市民会館やビルの1フロアであれば、横幅3600mm×縦500mmぐらいが良いでしょう。
高いところに掲げると、思ったより小さく見えます。バトンや貼る場所に収まる範囲で、出来るだけ大きなサイズで作ることを推奨します。
イベントやキャンペーンの告知/宣伝
街中を歩いていると、お祭りの案内や期間限定イベントの告知に横断幕が使われているのを見かけます。取り付けも容易でコストパフォーマンスの高い横断幕は、限られた期間のアピールにもってこい。取り付けスペースによって大きく左右されますが、どのくらいのサイズを目安にすれば良いでしょうか。
イベントの宣伝用として使う横断幕は、横4000mm×縦1000mm程度がおすすめ。告知や宣伝に使われる横断幕には写真やイラストが使われます。街中に存在する数々のPOPに埋もれることなく、通行人の目を引く必要があるからです。
もちろん設置場所によっては、縦に長い垂れ幕(懸垂幕)にすることも多々あります。
フォトギャラリーでは、お客様からいただいた写真を多数掲載しています。皆さんがどんな使い方をしているのか、どのくらいのサイズが多いのか等、とても参考になると思います。ぜひ併せてご覧ください。
気になる横断幕の値段は?
「実際の写真を見ていると、なんだかイメージが湧いてきた」
現時点でそう思っていただけていると嬉しいです。
次の段階として、どのくらいで制作できるのか金額が知りたいという方が多いと思います。一般的に面積によって値段が変わる横断幕ですが、旗・幕ドットコムはその場ですぐに価格を知ることができます。横断幕を作ると仮定して、実際に金額を出してみましょう。
ご注文・お見積りフォームで希望のサイズと枚数を入力
生地を選択すると、自動ですぐに金額が分かります。
そのまま進んでいただくと、24時間いつでもどこでも、無料でお見積りを取ることができます。わざわざ問い合わせをしなくても良いのは便利ですね。使い方によって推奨している生地が違うため、目的や用途に合ったURLをご選択ください。
『スポーツ/部活動の横断幕(応援幕)を作りたい』
https://www.hakuromarkss.jp/product_form/ouenmaku/spec
『屋外用の横断幕を作りたい』
https://www.hakuromarkss.jp/product_form/maku_out/spec
『屋内用の横断幕を作りたい』
https://www.hakuromarkss.jp/product_form/maku_in/spec
https://www.hakuromarkss.jp/product_form/ouenmaku/spec
『屋外用の横断幕を作りたい』
https://www.hakuromarkss.jp/product_form/maku_out/spec
『屋内用の横断幕を作りたい』
https://www.hakuromarkss.jp/product_form/maku_in/spec
まとめ|横断幕サイズの選び方
本記事では「横断幕を作りたいけれど、どんなサイズで作ったら良いか分からない」という方に向けて、用途別のおすすめサイズや製作にかかる費用をご紹介しました。
横断幕や懸垂幕を使用するシーンや目的は多岐に渡ります。今回紹介できなかった使い方もきっとたくさんあると思います。「こんな使い方をしたいんだけど、どれくらいのサイズが良い?」「生地は何がおすすめ?」など、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
横断幕の製作に携われますことを楽しみにお待ちしています。
お客様の要望をベースに作り上げていく、オリジナルののぼりや旗、幕、のれん、看板を、6つのインターネットショップを通じて受注、全国に製造販売。
SNSでは、お客様の事例や最新情報、知って得するお役立ち記事を配信しています。