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レトロ感を演出する写真の加工方法

2023年02月07日

こんにちは。旗・幕ドットコムの小林です。
ここ2〜3年ほど、レトロなデザインが流行っていますね。

1965年〜1974年あたりのデザインを復刻させた「昭和レトロ」の流行に始まり、
最近では、1989年〜1990年あたりのデザインを復刻させた「平成レトロ」という言葉も生まれました。

平成に生まれ、「まだまだ若い!」と思い込んでいた私にとっては、"レトロ"と呼ばれることに正直ショックな面もありましたが、、、

……ちゃっかり「懐かしいなー!」と
平成レトロなデザインを楽しんでいます(^▽^;)

昭和や平成を生きた人にとっては懐かしく、
令和の時代を生きる今どきの若者にとっては、
「新しい」「エモい!」と大きなブームになっているんですね☆

レトロ風と現代風のデザインの違いには、いくつかの要素がありますが
なかでも写真の質には大きな違いがあります。
現代とレトロの写真の違い
↑↑↑
こちらにデジタルカメラで撮影された今どきの写真とレトロ風に加工した写真とを並べてみました。
具体的にどのあたりが変化したかお分かりになりますでしょうか?



主に
□色味
□質感

を調整して、写真をレトロ風に変更しました。

昔は撮影と言えば、フィルムカメラが主流。
フィルムカメラはデジタルカメラに比べて
画像の解像度が低く、ちょっとザラっとした質感があるのが特徴です。

また、少し黄色っぽく温かみのある色合いが柔らかい印象を与え、
なんともノスタルジックな雰囲気になる!と人気なんですね。

これらの加工は全てPhotoshopで行うことが出来ます。
それでは、どんな機能を使ったのかご紹介しますね。

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写真の色味の変更には
「トーンカーブ」と「特定色域の選択」の機能を使用しました。

トーンカーブは、写真全体の色味を変更することができ
特定色域の選択は、その名の通り
写真内の特定の色のみを変更することができます。

“トーンカーブ”で色味調整


まず、トーンカーブで全体的に
黄と赤色の色味を強くしてみました。
トーンカーブ
「レッド」の曲線を上方向に弓なりにすると赤みが強く
「ブルー」の曲線を下方向に弓なりにするとブルーの反対色である黄色が強くなります。
トーンカーブで色味調整
ほんの少し黄色みが強く、温かみのある色合いになりましたね。

さらに「特定色域の選択」機能を駆使して
もっとフィルムカメラ風な色味に近づけたいと思います。

“特定色域の選択”で色味調整


女性の後ろの壁が白く、浮いている印象があるので
「特定色域の選択」→カラーを「白色」に変更→マゼンタとイエローの値を上げてみました。
特定色域の選択

すると、白浮きしていた壁部分が見事 他の部分に馴染むよう補正され、
元画像と比べるとレトロな雰囲気がグッと増したように思いませんか?
トーンカーブと特定色域の選択を使用

“テクスチャ”で質感を加える


ここからさらに、質感を加えたいと思います。

フィルムカメラはデジタルカメラに比べて
画像の解像度が低く、ちょっとザラっとした質感があるのが特徴です。

質感を加えるために
「レイヤースタイル」のベベルとエンボス→「テクスチャ」という機能を使ってみました。
レイヤースタイルのテクスチャ
☆変更したいレイヤーをダブルクリックすると上記のような「レイヤースタイル」というウィンドウが現れます。

「テクスチャ」内の比率や深さを変更すると
同じパターンでも、雰囲気の違った写真を作る事ができます。
テクスチャの変更
フィルムカメラ特有のザラっと感がこんなに簡単に作れちゃうなんて!!
とても楽しい機能なので
是非とも皆様、お試しいただけますと幸いです。

レトロ風加工を施した写真を使用して、デザインを作ってみました♪
↓↓↓
レトロなデザインイメージ図

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古民家を改築したカフェや喫茶店など
レトロを売りにしたお店の販促物に、
レトロ加工のお写真をご使用になられるのはいかがでしょうか?

お店のコンセプトをより強固なものにしてくれます。

ちょっとしたことですが、写真にひと手間加えるだけで
デザインのグレードはグッと上がりますよ。

もし、デザインについてのご質問等ございましたら
いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。
↓↓↓
https://www.hata-maku.com/design_form/

また、当社ではさまざまな店頭集客グッズもご用意しております。
↓↓↓
https://www.hata-maku.com/case/scene/tentousyukyaku.php

ご入用の商品ございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
↓↓↓
https://www.hata-maku.com/inquiry_form/

集客効果の高い販促グッズを一緒に作っていきましょうね。

以上、旗・幕ドットコムの小林でした。

【関連記事】
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