”防炎加工”はどんな加工?
2021年11月16日
皆さまこんにちは。
旗・幕ドットコムの小林です。
11月に入り、季節はすっかり”冬”と言ったところでしょうか?
冬は寒くなるだけでなく、空気の乾燥も気になりますよね(><)
空気が乾燥すると、肌トラブルや病原菌の蔓延なども引き起こしやすくなります。
さらに火事が増えるのもこの冬の時期。
空気が乾燥していると
ちょっとした火花でも着火→大きく燃え広がりやすいのですね。
・・・乾燥って怖いっ!!!
今回は、空気が乾燥しやすい季節だからこそ、
より注目してもらいたい「防炎加工」についてお話させていただきたく思います。
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旗・幕ドットコムでは「防炎加工」を
商品にオプションとして追加することができます。
※一部商品を除く
防炎加工とは
「炎が燃え広がりにくくするための加工」のことを指します。
小さな火種が、次々に燃え広がっていき
大きな火事へと繋がっている・・・という光景は
ニュースでもよく目にしますよね。
必ずしも”全く燃えない加工”という訳では無いので、
火が出ない、というわけではないのですが
「燃え広がりにくくした」防炎加工品であれば
大きな火災を免れる確率が上がるというわけですね。
この防炎加工には「後防炎加工」と「先防炎加工」の2種類あり
当店では生地によって使い分けます。
後防炎加工は、文字通り印刷後に
防炎剤などを塗布して防炎作用を追加する方法です。
後防炎が可能な当社の生地ラインナップはこちら
↓↓↓↓
旗や幕などを仕上げた後に、防炎剤を塗布し、乾かす時間も必要となりますので、
通常よりも余分に1週間、納期がかかります。
もう一種の先防炎加工はその名の通り
先に(元から)防炎加工を施された生地に印刷して、商品を仕上げる方法です。
先防炎が可能な生地ラインナップはこちら
↓↓↓↓
予め防炎加工が施された生地に印刷することで
納期の延長がないのが魅力です★
「消防法が定められた空間」では防炎加工は必須と言えます。
消防法が定める場所としては
高さ31メートル以上の高層建築物や、地下街や百貨店など、
不特定多数の人が出入りする空間、
また密集・密接しやすいところにて定められていることが多いです。
具体的には、以下をご覧ください。
↓↓↓↓
「自分たちが営業する店舗が、防炎加工が必須かどうかが分からない・・・」
とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
大変申し訳ございませんが、当社ではお客様が商品をご使用いただく環境が
防炎加工が必須であるかどうかが分かりかねます。
防炎加工の必要有無は
管轄の消防署でご確認いただきますようよろしくお願い致します。
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また、防炎商品には必ず「防炎シール」が必要になります。
↓↓↓↓
いくら防炎加工を施していると言っても、見た目には分かりません。
この防炎シールがついていることで、
「防炎加工をしている」という証になるのですね。
ここで1点ご注意!
商品をお届けした後に、
再度、防炎シールのみをお送りすることは法律で禁止されています。
シールの信頼性を高めるためにも大切なことですね。
防炎シールの使用状況は
毎月、日本防炎協会に申請して厳しく管理されております。
ですので製品をお作りしたタイミングでしか
防炎シールをお出しできないので
その点は、あらかじめご了承くださいませ。
ちなみに弊社商品の防炎効果は、
最長 約2年としております。
洗濯をすると防炎効果はなくなりますし、
雨に濡れることでも、徐々に効果が落ちていきますので注意が必要です。
弊社で過去に製作させていただいた商品でしたら、
商品を送り返していただいて
再度、防炎加工をすることが可能です。
(ただし、後防炎生地に限ります。)
再防炎のご希望は、お気軽にお申し付けくださいませ☆
また、大きなクリーニング店であれば
防炎加工をしてくれることもございますので
お近くのクリーニング店にお問い合わせいただくのもいいかもしれませんね。
「防炎加工を施すと、色が変わったりしますか?」と
ご不安なお声をいただくこともございますが
当社では、そういったことがないよう
細心の注意をはらって加工致します。
色が変わってしまうということはございませんのでご安心くださいませ。
その他、防炎加工に関するご質問や気になることがございましたら
いつでもお気軽にお問い合わせください。
↓↓↓↓
https://www.hata-maku.com/inquiry_form/
もちろん、お電話でのお問い合わせも承っております♪
これからの季節、もしもの時のために
防炎加工はとっても重要です。
楽しく安心できる空間づくりのために
防炎加工をご検討いただいてみてはいかがでしょうか?
以上、旗・幕ドットコムの小林でした。
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