養生幕の耐候性について
2021年08月24日
今年も異常気象という文字をニュースでよく目にします。
せっかく作った垂れ幕や旗を長く使っていただくためにも、
雨風の強い日は出来るだけ屋内にしまってくださいね。
荒れた天候の中では垂れ幕や旗の寿命が短くなるというのは、
誰が聞いても理解が出来ると思いますが、
実は、
天気が良すぎても寿命が短くなるって
ご存知でしたでしょうか?
それは、「色褪せ」です。
看板や幕、旗等は、材料自体はしっかりしていたとしても、
印刷されている柄や文字が見えなくなると、
役目を果たすことは出来ません。
インクを使用している商品は、「紫外線」によって
どうしても色褪せが生じます。
春が終わり秋口までは紫外線も増えるので、
色褪せの進行もすすみます。
また、紫外線は色褪せの他にも、
「プラスチックを劣化させる」という特徴もあります。
容赦なしです。
よく自動販売機の横に置いてあるゴミ箱に
触っただけでボロボロっと崩れた!
という経験があるかと思います。
何年もずっと出しっぱなしで放置していると、
樹脂は紫外線により劣化し、ボロボロになってしまいます。
旗は化繊の生地ですし、垂れ幕や養生幕はビニール、
看板も塩ビやポリプロピレンと、紫外線の攻撃を
受けるものばかりです。
特に現場で高所に掲げている養生幕は、
まともに太陽光をあびるので退色が進みやすい環境です。
現場の多い建設業様は、
一度現場をチェックをされている方がいいですよ!
養生幕は色々な呼ばれ方をしていますが、
会社のイメージを周知させる幕ということで、
「イメージシート」と呼ばれる方も多いです。
そのイメージシートの文字が色褪せで
読めなくなっていては大変です。
さらに、
建築現場は近隣の方の興味も強い場所なので、
色んな所をチェックされています。
色褪せて薄汚い養生幕を掲げていると、
会社の信用にも影響が出そうですね。
秋から冬にかけては、紫外線と合わせて、
昼間と夜の温度差も養生幕に襲い掛かります。
目には見えませんが養生幕はビニール生地なので、
温度によって伸び縮みしています。
温度差が激しい時期は、
伸縮の幅も大きくなります。
風が強くなる時期なので、
生地が弱っていると破ける原因になります。
以上の理由を考えると、
養生幕のチェック、新調は秋口が一番です!
建築現場の見た目をよりよく保つためにも、
足場についている養生幕のチェックはお忘れなく!
養生幕はこちら
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