HOME > > 旗の保管方法
メインビジュアル

旗の保管方法

2019年01月15日

旗・幕ドットコムで昇華転写を担当しております井上です。

先日、薄手の服を改めて整理しました。
すると、穴が開いているニットが見つかりました...。

丸くいびつな穴だったので、間違いなく虫食いの跡です。
お気に入りの服が台無しになってしまいました。

保管方法を見直さないといけません。

服と同じように、当社でお作りしている社旗や日章旗にも適した保管方法があるのを
ご存知ですか?

弊社で取り扱っている生地は、全て化学繊維です。
天然繊維ではないので、虫食いの心配はまずありません。

しかし、人の皮脂や汗等動物性たんぱく質の汚れが付着すると
虫食いの被害が出る場合があります。

ですから、長期間保管する際には社旗や日章旗は洗濯を行って下さい。

当社で社旗や日章旗・大漁旗・クラブ旗に使用しておりますツイルという生地は
普段使いの洗剤で洗濯しても大丈夫ですが、
漂白剤は色落ちの可能性があるので使用しないで下さい。

ツイルやバンテンなど、昇華転写という方法で作成されている生地以外は
色落ちの可能性が高いので洗濯は控えて下さい。

昇華転写についてはこちらをご覧下さい。
昇華転写の説明ページ

手洗いをして、よく乾かして仕舞ってください。
乾燥機はご使用にならないで下さい。

洗い方についての詳しい説明はこちら↓↓↓
https://www.hata-maku.com/blog/home/archives/000006.html

洗う回数が多いと旗が傷むので、
汚れていないのなら洗う必要はありません。

短期間の保管でも、虫食いの被害にあいやすいと言われている、春や梅雨には特に注意が必要です。

汚れというよりも旗には湿気や水分が大敵です。

洗濯しない場合は、衣類用の防虫剤を使用すると安心です。

乾かす際は平干しか、
生地がぴんと張った状態で乾燥させると良いでしょう。

保管する際にはお届けのビニール袋からは出して下さいね。
袋に入れっぱなしにすると湿気がこもり、色落ちやカビの原因になってしまいます。

保管の仕方ですが、
折り目がつかないように丸めての保管がオススメです。
ポールや紙管等、円柱状の棒を芯にすると
綺麗に巻き取りやすくなります。



巻き方が悪く、巻いている最中に旗が波打ったまま
巻き終えてしまうと、シワになってしまうので
丁寧に巻き取って下さい。



巻き取るのが難しい場合は折り畳みでも大丈夫です。
折りたたむ際には一方方向にのみ折るようにします。
旗に折り目がつかないようふんわりと畳んで下さい。



折り返し部分が潰れてしまうと
ハッキリ折り目がついてしまいます。



アイロンでシワを伸ばすことは可能ですが、
できるだけ折ジワはつかない方がいいですよね。

アイロンを当てる時は当て布を当てて、中温で当ててください。

畳んだ後は箱に入れて保管すると、
何かの拍子で端が潰れて折り目がつく事態を防げて安心です。

保管する場所も重要です。
生地や色の変色を防ぐため、直射日光の当たる場所は避けて下さい。
湿度が高くなりやすい場所も避けた方が良いでしょう。




いかがでしたでしょうか?

せっかくお作りする社旗や日章旗ですから
いつまでも綺麗にお使い頂ければ
お作りした私達にとっても嬉しいことです♪

旗をご検討の方はどうぞこちらをご覧下さい。

↓↓↓
日章旗の詳細はこちら

社旗の詳細はこちら

【関連記事】
祝日には日章旗を!

コメント

名前
メール
URL
内容

情報を記憶する
プロフィール
管理者:旗・幕ドットコム店長@福本

プロフィール写真

旗・幕ドットコムのご注文、お問い合わせなど、お客様窓口を担当しています。窓口業務の前は7年間、のぼりやのれん、旗などの製造に携わっていました。その経験や知識を活かし、現場出身ならではのわかりやすい説明と迅速な対応で、お客様が安心してご注文できるようナビゲートさせていただきます。
<< 2019年 01月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事