祝日に国旗(日章旗)を掲げるのはなぜ?
2023年04月11日
街中を歩いていると、祝日に国旗を掲揚している家を見かけます。
昔は当たり前のような光景でしたが、最近は見る機会が減りましたね。
そのせいか、祝日と国旗の関係について、知っている方は少ないのではないでしょうか。
「なんで日の丸が出ているの?」
という子供の質問に対し、カッコよく即答できるように、祝日に国旗を掲げる意味と掲揚時の注意点をご説明します。
明日誰かに話したくなるような、わが国・日本の豆知識です。ぜひ最後までご覧ください♪
祝日に国旗を掲揚する意味
早速本題に入りますが、なぜ祝日に国旗を掲揚するのでしょうか?
この理由をお伝えする上で外せないのが、祝日の成り立ちと意味です。
『国民の祝日に関する法律 第一条』では、このように定義されています。
自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
要するに「より豊かで幸せな生活を送るために、平和である今に感謝し、日本国民全員でお祝いしましょう」という日だそうです。
旗を掲げるのは、このお祝いのためということですね。
旗日の由来
昔は祝日のことを『旗日』と呼んでいました。先ほどお伝えした通り、祝日には旗を掲げてみんなでお祝いするという文化があったからですね。
最近は聞く機会が少なくなり、社会人の約3割がこの言葉自体を知らないそうです。
この記事を書くにあたり、私の祖母に話を聞いてみると、
「昔はもっと、街中で日の丸を見かけたんだけどね。今はあまり見かけなくなって寂しいよ」
と言っていました。
海外では今でも国旗を掲げている国も多いようですが、祖母の言うように日本では見る機会が減りました。
この記事をきっかけに、祝日に国旗を掲げる世帯が増えれば、とても嬉しいです。今に感謝し、みんなで祝日をお祝いしましょう!
国旗を掲揚しよう
ここまでは祝日に国旗を掲げる意味をご説明しました。
「早速、国旗を掲げてみよう」と考えているあなたのために、国旗の掲揚方法と注意点をいくつかご紹介します!
国旗の掲揚方法
用意するもの
・国旗(日章旗)
・壁付け用の金具
・ポール(旗竿)
・金球
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日の丸セット
日の丸セット
1)ポールを連結させる
2)ポールの先端に金球を付ける
3)旗をポールに紐で括る
4)金具を壁に取り付ける
5)ポールを金具に差して完成
※国旗はおよそ日の出から日没まで掲げる。雨天時は掲げない。
掲揚時の注意点
門の前に国旗を掲げる際、家の外から見て左に掲げる
2本の国旗を交差して掲げる際、外から見て左の旗が前にくるように掲げる
旗の端が建物の壁や地面に触れないよう、ポールを斜めにして掲げる
最後に
今回は、祝日に国旗を掲げる意味と飾る際の方法・注意点を解説しました。少しは参考になりましたでしょうか?
普通に生活をしていると、祝日の意味を改めて考える機会は少ないです。これから街中で国旗を見かけたら「今日は豊かな生活をおくるための記念日なんだな」と、嬉しい気持ちになりそうですね。
国旗は祝日の掲揚以外にも、卒業式や式典のような学校・会社行事でも使われます。
旗幕ドットコムでは、定番の1000×700mmサイズをはじめ、複数のサイズをラインナップしています。既存の社旗や校旗と同じ大きさが見つかると思いますので、ぜひご覧ください。
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