旗や横断幕は洗濯して大丈夫?クリーニングは出してOK?

横断幕・垂れ幕

部活動の旗や横断幕の保管を任せられたけれど

洗濯していいのか」
クリーニングに出して大丈夫か」

普段扱うことが少ないからこそ、分からないことだらけですよね。
実際、お客様からよくお問い合わせをいただきます。

結論からお伝えすると、旗や横断幕を洗っていただくのは問題ありません。

ただ印刷方法によって手入れの仕方が変わります。本記事では、それぞれの印刷方法に合わせたお手入れ方法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

印刷方法別のお手入れ方法

旗や横断幕の印刷方法は2種類。ダイレクト昇華印刷昇華転写捺染です。
早速、それぞれのお手入れ方法を見ていきましょう。

ダイレクト昇華印刷

応援に使う手旗やポンジ/スエード/トロマットといった生地で作る横断幕を製作する際の印刷方法です。

応援の横断幕と手旗

手旗
https://www.hata-maku.com/product/tebata/
垂れ幕・横断幕(屋内向け)
https://www.hata-maku.com/product/maku_in/

お手入れ方法は以下の通り。

■手洗い    →OK
■洗濯機にかける→NG
■クリーニング →NG

とっても簡単に説明すると、生地の上にインクが載った状態のため、ゴシゴシと洗ってしまうと、インク(色)が落ちてしまうからです。

ダイレクト昇華印刷

ダイレクト昇華印刷で製作した旗や横断幕が汚れてしまったら、25~35℃のぬるま湯で優しく手洗いしましょう。

25~35℃のぬるま湯で優しく手洗い

↓ダイレクト昇華印刷の製造過程

昇華転写捺染

社旗やクラブ旗、帆布の横断幕を製作する際の印刷方法。

野球の横断幕と旗

社旗
https://www.hata-maku.com/product/syaki/
団旗・部旗・クラブ旗
https://www.hata-maku.com/product/clubki/
垂れ幕・横断幕(屋外向け)
https://www.hata-maku.com/product/maku_out/

お手入れ方法は以下の通りです。

■手洗い    →OK
■洗濯機にかける→OK
■クリーニング →OK

こちらはインクを生地に浸透させて、つまり染めているので、洗濯機やクリーニングのような強い力が加わっても大丈夫!インクが落ちたりしないんです♪

昇華転写捺染

ただし、注意してほしい点があります。

 注意点
・クリーニングに出すときは”水洗い”を指定する
・漂白剤は使わない
・他の衣類とは一緒に洗わない

インクが落ちて、色移りする可能性があるからです。お気を付けください。

↓昇華転写捺染の製造過程

洗った後は

シワにならないように形を整えて、陰干しで乾燥させる。

陰干し

乾いた後は、プリント面を内側にして折りたたみ、直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管してください。
※変色の可能性があるため、乾燥機は使用しないでください

長期保管でも大丈夫?

長い期間保管しておく際に、注意したいのが湿度虫対策です。
湿気が多いとカビが生えたり、臭いの原因になります。久しぶりに出してきたときに「臭くて使えない」なんて避けたいですよね。

旗・幕ドットコムでは、湿気に強い総杉材の保管箱を用意しています。

総杉材の保管箱

旗や横断幕の生地はポリエステル100%のため、シルクやウールといった天然素材のように虫食いにあう可能性は低いです。しかし万が一に備えて洋服用の防虫剤を入れておけば、虫対策もバッチリですよ!

小サイズが5,000円(税抜)、中サイズが6,000円(税抜)と決してお安くはありません。しかし、カビが生えてしまって作り直すとなると、サイズによっては4万円を超えることも。

長い目で見れば、価格以上の活躍をしてくれること間違いなしです。

最後に

今回は「旗や横断幕は洗っていいの?」という疑問にお答えしました。

ダイレクト昇華印刷の場合は手洗い、昇華転写捺染の場合は洗濯機もクリーニングもOK(ただし、漂白剤は使わない)でしたね。

当社以外で作られた場合は、製作された会社に印刷方法をご確認なさってください。

「担当が変わって、どこで作ったかわからない」という場合、写真を送っていただければ、分かる範囲で回答させていただきます。お気軽にお問合せください。

フリーダイヤル

本記事を読んで「これで安心して洗えます」と言ってもらえたら嬉しいです♪

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