教えて!Q&A

応援幕を製作したいのですが、生地はどれがおススメですか?それぞれの特徴を教えて下さい。

応援幕の詳細ページでご覧いただきました通り、応援幕としてご使用にふさわしい生地として、
トロマット・帆布・ターポリンをお勧めしています。

それぞれに特徴がございますので、ご使用頻度やご使用環境、ご希望の質感やニーズ、
ご予算等に応じてお選びいただけたらと思います。

【トロマット】
こちらは化繊系の生地で、何より軽いのが一番の特徴です。
かといって、のぼりで使われるポンジのような薄い生地では決してありませんので、
扱いやすく、かつお手ごろ価格で丈夫な屋外の応援幕や横断幕を製作したい方には、
オススメの生地です。

質感は化繊なので、光沢があり、軽快・カジュアル・おしゃれなイメージを醸し出しています。
メンテナンス方法は、手洗いなら全く問題ありませんが、
クリーニングは不向きですのでご注意下さい(この点が「帆布」と異なる点です)。
それは製作方法が「印刷」だからです。インクが上に乗っかっている状態なので、
激しい洗濯は不向きなのです。どんな作り方か簡単にご説明しますと、
生地に直接インクジェットプリントし、そのまま200℃の高熱をかけて生地にインキを昇華させる
「ダイレクト昇華印刷」という印刷方法になります。
 

【帆布(はんぷ)】
エコバックなどにもよく使われるキャンバスのような厚手の綿風生地で、かなり丈夫(トロマットよりも厚い)
でしっかりしていますので、屋外の応援幕・横断幕にはピッタリの生地です。
しかも綿風ですから、その落ち着いた風合い、手触りは、化繊のトロマットにはない特徴のひとつです。

さらに製作方法が、トロマットのところでご説明したダイレクト昇華という「印刷」ではなく、
「昇華転写捺染」という「染め」ですから、その綿生地のもつ風合いそのままに、柔らかな仕上がりになります。

具体的には、インクジェットプリンターでまず転写紙に出力、それを生地と重ね合わせ200℃の高熱で生地に転写、
昇華させる方法です。価格は、こちらの帆布の方が高くなります。それは、この作り方の差(印刷か染めか)によるものです。
色持ちも発色もトロマットよりも良いです。

メンテナンスも、帆布はご家庭での洗濯が可能で扱いがしやすいです。ただし移染する可能性がございますので、
他のものとは別に洗ってください。その際、漂白剤等は絶対に使用しないで下さいね。
クリーニングにも出せます。ただその場合「水洗い」とご指定ください。

  
【ビニールターポリン】
こちらはテントの屋根に使うような厚めのビニール生地で、フェンスに連日付けっ放しにするような、
とにかく強度が必要な応援幕にお勧めです。ただビニールターポリンは、折り畳むとそこからインクが剥がれてしまいますので
丸めて保管して頂く必要があります。

印刷方法は「溶剤インクジェットプリント」で、屋外での使用を想定した一番耐候性(色持ち)の良い印刷方法です。
屋外で常設するような横断幕や建築現場で使われる養生幕によく使われています。


まとめますと、
・一番耐久性があるのはビニールターポリン。ただ折り畳みは出来ない。
・折り畳めて持ち運び易い生地なら「帆布」か「トロマット」。
・「帆布」の方が「トロマット」よりも丈夫で色持ちも良い。発色が良いのも「帆布」の方。
※「トロマット」が「帆布」よりも劇的に弱い、劣るという訳では決してありませんの で、
ご予算に併せてご検討いただければと思います。

こちらの詳細ページではサイズをご入力いただければ、それぞれの生地の価格が表示されますので、
比較検討にとても便利です。是非ご利用ください。
 www.hata-maku.com/product/ouenmaku/#ctg-price

このご質問は役に立ちましたか?

1234567890

1234567890

1234567890